日常会話の中の『ボケ』と『つっこみ』の方式
大阪に住んでいる人、特に大阪出身の人は本人が意識しているかどうかは別として、会話の中の『ボケ』と『つっこみ』が大阪人たるアイデンティティであるといえるかと思います。
昨今、大変多くのメディアで紹介され、特性の強い地方都市として大阪が知られていても、関西圏外の方からは「大阪の人って日常生活にボケとつっこみがあるって本当?」と(イメージだけで、実はそんなことないでしょというニュアンスで)聞かれたりします。
ですが、本当です。
では、どうして日常会話に『ボケ』と『つっこみ』が組み込まれていのでしょうか。
それは、普段の会話が自然と『ボケとつっこみ』の方程式に落とし込まれていくからに思われます。
実際、日常生活で長い話も我慢して聞けるのは、そのオチを待っているようなところがあるからに思われます。ですから、最後まで落ちがない話を聞かされると、肩透かしを食らったような、損したような気分になり、思わず「そんだけ話してオチないんかいっ。」と突っ込んでしまい、結果的に『オチの無い長い話』=ボケという方程式に強制的にはめ込んでしまったりします。
逆に、ボケているのに「へぇ。そうなんや。」と流されたりすると、「つっこんでよ!」と自分のボケを自己申告したりします。
また、ボケにボケで返し、ボケを重ねていくことでボケがつっこみに転じるパターンもあります。